令和5年度の労働保険・社会保険料率について

令和5年度の労働保険(労災保険、雇用保険)、社会保険(健康保険、介護保険、厚生年金保険)の料率が発表されました。

各保険料率、変更時期をまとめましたので、ご確認ください。

 

労災保険料率(変更なし)

令和4年度と変更ありません。

 

雇用保険料率(料率が上がります)

令和5年4月1日から令和6年3月31日までの雇用保険料率は下記の表のとおりとなり、料率が上がります。

 

令和5年 雇用保険料率

リーフレット「令和5年度雇用保険料率のご案内」(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/content/001050206.pdf

 

健康保険料率(都道府県によって料率が異なります)

令和5年度の協会けんぽの健康保険料率は、都道府県ごとに異なり、下記の表の通りとなります。

新保険料率は、令和5年3月分(4月納付分)からの適用となります。 

 

下記の協会けんぽのホームページから都道府県別の標準報酬月額ごとの社会保険料額一覧(令和5年3月分からのもの)がダウンロードできますので、ご利用ください。

 

令和5年度保険料額表(令和5年3月分から)(協会けんぽ)

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g7/cat330/sb3150/r05/r5ryougakuhyou3gatukara/

 

 

令和5年度

↑:引上げ
↓:引下げ

令和4年度

北海道

10.29%

10.39%

青森県

9.79%

 ↓  

10.03%

岩手県

9.77%

 ↓  

9.91%

宮城県

10.05%

10.18%

秋田県

9.86%

10.27%

山形県

9.98%

9.99%

福島県

9.53%

9.65%

茨城県

9.73%

9.77%

栃木県

9.96%

9.90%

群馬県

9.76%

9.73%

埼玉県

9.82%

9.71%

千葉県

9.87%

9.76%

東京都

10.00%

9.81%

神奈川県

10.02%

9.85%

新潟県

9.33%

9.51%

富山県

9.57%

9.61%

石川県

9.66%

 9.89%

福井県

9.91%

9.96%

山梨県

 9.67%

9.66%

長野県

9.49%

9.67%

岐阜県

9.80%

9.82%

静岡県

9.75%

9.75%

愛知県

10.01%

9.93%

三重県

9.81%

9.91%

滋賀県

9.73%

9.83%

京都府

10.09%

9.95%

大阪府

10.29%

10.22%

兵庫県

10.17%

10.13%

奈良県

10.14%

9.96%

和歌山県

9.94%

10.18%

鳥取県

9.82%

9.94%

島根県

10.26%

10.35

岡山県

10.07%

10.25%

広島県

9.92%

10.09%

山口県

9.96%

10.15%

徳島県

10.25%

10.43%

香川県

10.23%

10.34%

愛媛県

10.01%

10.26%

高知県

10.10%

10.30%

福岡県

10.36%

10.21%

佐賀県

10.51%

11.00%

長崎県

10.21%

10.47%

熊本県

10.32%

10.45%

大分県

10.20%

10.52%

宮崎県

9.76%

10.14%

鹿児島県

10.26%

10.65%

沖縄県

9.89%

10.09%

令和5年度の協会けんぽの保険料率は3月分(4月納付分)から改定されます(協会けんぽ)

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g7/cat330/sb3130/r5/230206/

 

介護保険料率(料率が上がります)

介護保険料率は、全国一律で1.82%(0.18%アップ)となります。

新保険料率は、令和5年3月分(4月納付分)からの適用となります。 

 

厚生年金保険料率(前年度と変更はありません)

厚生年金保険料率は、年金制度改正に基づき平成16年から段階的に引き上げられてきましたが、平成29年9月を最後に引上げが終了し、厚生年金保険料率は18.3%で固定されています。